2019年8月13日

脳梗塞の「回復」に適したLDLコレステロール値


Association Between Low-Density Lipoprotein Cholesterol (LDL-C) Level and Unfavorable Outcomes in Participants of Ischemic Stroke without Diabetes: A Multi-Center Retrospective Study
2019  8月  中国

脳梗塞になるリスク要因として心臓病や高血圧 脂質異常などがあげられる。

LDLコレステロールと脳梗塞の発生との関連についてはさいきん概ねあきらかになった。

いっぽうLDLコレステロールと脳梗塞からの「回復」についての調査はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。



2015-2016に 8病院での急性脳梗塞でかつ糖尿病でない患者1614人についての記録から、6ヶ月後の回復不良(mRSスコア3-6)と入院時のLDLコレステロールとの関連を解析したところ、



次のことがわかった。

・6ヶ月後、23.3%の患者が回復不良だった。

・LDLコレステロールが93mg/dL以下のグループにくらべ、114-137mg/dLの範囲(少ない方から四分位の3番目)にあるグループの回復不良リスクがあきらかに低かった。

・再発および初回患者ともにLDLコレステロールが高めだった患者ほど予後不良はすくなかった。

脳梗塞で入院時のLDLコレステロールが高めで 114-137mg/dLの範囲にあった患者は6ヶ月後の回復不良リスクがもっとも低かった


というおはなし。

図:



感想:

LDLコレステロールは脳内出血予防のはなしがおおかった。

回復の良し悪しではこのあたり↓。
LDLコレステロールが高い脳内出血患者の末路

脳梗塞に効くコレステロール比 TC/HDLとは

悪玉善玉比 L/Hが低いと脳内出血で死ぬことが明らかに

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