2019年9月26日

地球磁場の乱れと脳卒中死の関係


Geomagnetic disturbances driven by solar activity enhance total and cardiovascular mortality risk in 263 U.S. cities
2019  9月  アメリカ

地球の磁場は太陽黒点(sunspot)活動の11年周期に影響されて地磁気擾(じょう)乱(geomagnetic disturbances:GMD)を引き起こす。

GMDは生物の自律神経系に影響するとされ心拍変動や概日リズム 血圧 との関連も報告されている。

いっぽうGMDが強いほど心房細動が起きにくく脳卒中が少なくなるという報告もある。

そこでGMDと脳卒中など心血管疾患での死亡者数との関連を大規模にしらべてみたそうな。



アメリカの263都市の過去30年間の4千万人以上の死亡記録と、
GMDの程度を示す日々のKp指数の記録との関連を解析したところ、



次のことがわかった。

・GMDと心血管疾患や心筋梗塞での死亡者数とのあいだにあきらかな関連があった。

・GMDの死亡者数への影響は、大気中のPM2.5の1日の平均濃度の影響よりもおおきかった。

・GMDと脳卒中死とのポジティブな関連は確認できなかった。

地磁気擾乱はアメリカ263都市の心血管疾患および心筋梗塞での死亡者数と関連があった。脳卒中死との関連はみられなかった、


というおはなし。

図:黒点数と地磁気擾乱


感想:

GMDはナノテスラレベルの変動らしいから MRIのなかはその1000倍の磁場変動があるわけで、どうせたいした影響じゃないんだろな とは思っていた。
けど PM2.5を超えるとなると宇宙的な注意が必要か。
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