元2020 8月 ブラジル
脳卒中患者が杖を使用することで歩行の時空間的パラメータ、すなわち速度、歩幅、歩調、対称性、が改善されるものか、システマティックレビューをこころみたそうな。
関係する論文を厳選してデータを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・12件の研究がみつかった。・9件の研究から、1点杖使用のとき 杖を使用しない場合にくらべ速度が 0.01m/s 遅かった。・2件の研究では、歩調の低下と歩幅の増加が示唆された。・3件の研究では、杖なしにくらべ4点式杖では速度が 0.06m/s 遅かった。・4件の研究では、4点杖と比較して1点杖のほうが 0.06m/s 速かった。・その他の条件とパラメータについては結論がでていない。
1点杖を使用しても歩行の時空間パラメータに価値ある改善は見られなかった。1点杖は4点杖よりも若干速かったが、優位性を裏付ける証拠は十分でなかった、
というおはなし。
感想:
杖には、歩行の安全を担保する以外のメリットはないってことだな。
