元2020 9月 アメリカ
脳内出血の死亡率は1ヶ月内では40%、1年内では54%といわれている。また、75歳以下の短期死亡率は低下傾向にある。
しかし脳内出血患者の長期の死亡原因については いまだよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。
カルフォルニア州、ニューヨーク州、フロリダ州の2005-2014の外傷性でない脳内出血で、退院時まで生存した患者について、
その後の死亡をフォローした。
次のことがわかった。
・平均年齢68、脳内出血生存者72432人のうち、18%が4年前後のフォロー期間中に死亡した。・おもな死因は、感染症(34%)、頭蓋内再出血(14%)、心疾患(8%)、呼吸不全(8%)、脳梗塞(5%)であった。・心房細動のある患者の死亡原因は、脳梗塞であることがおおく、頭蓋内再出血の可能性は低かった。
脳内出血で退院できた患者のその後の死因の1位は感染症だった。心房細動のある患者では脳梗塞による死亡リスクが高かった、
というおはなし。
感想:
いったん脳内出血やると、抗凝固薬とめられるから脳梗塞で亡くなるってことか。