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2020年9月24日

Neurology誌:脳内出血後の長期の死因

2020  9月  アメリカ


脳内出血の死亡率は1ヶ月内では40%、1年内では54%といわれている。また、75歳以下の短期死亡率は低下傾向にある。

しかし脳内出血患者の長期の死亡原因については いまだよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。



カルフォルニア州、ニューヨーク州、フロリダ州の2005-2014の外傷性でない脳内出血で、退院時まで生存した患者について、

その後の死亡をフォローした。



次のことがわかった。

・平均年齢68、脳内出血生存者72432人のうち、18%が4年前後のフォロー期間中に死亡した。

・おもな死因は、感染症(34%)、頭蓋内再出血(14%)、心疾患(8%)、呼吸不全(8%)、脳梗塞(5%)であった。

・心房細動のある患者の死亡原因は、脳梗塞であることがおおく、頭蓋内再出血の可能性は低かった。


脳内出血で退院できた患者のその後の死因の1位は感染症だった。心房細動のある患者では脳梗塞による死亡リスクが高かった、


というおはなし。
脳内出血後の長期死因



感想:

いったん脳内出血やると、抗凝固薬とめられるから脳梗塞で亡くなるってことか。


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