元2020 10月 タイ
未破裂の頭蓋内動脈瘤は一般人のおよそ3%にみつかる。年齢、性別、遺伝性疾患によって有病率は異なり、動脈硬化性疾患ともリスク因子が重なる。
そこで、脳梗塞患者での頭蓋内動脈瘤の有病率とその予後をくわしくしらべてみたそうな。
発症後7日以内の急性脳梗塞患者186人を対象とした。
6ヶ月後までmRSスコアと、MRI/MRAで頭蓋内動脈瘤の有無をフォローしたところ、
次のことがわかった。
・13人(7%)に動脈瘤が認められた。・動脈瘤の有無で年齢、性別に差はなかった。・10人(76.9%)はふくろ状の動脈瘤だった。・6人の動脈瘤は静脈洞近くの内頚動脈にあった。・9人は4mm未満の極小動脈瘤だった。・フォロー期間中にくも膜下出血はおきなかった。・6ヶ月後のmRS2以下の回復良好者の割合は動脈瘤の有無で差はなかった。
脳梗塞患者の頭蓋内動脈瘤の有病率は7%で、一般人よりも高かった。彼らの機能的回復度は動脈瘤の有無で影響をうけないようだ、
というおはなし。
感想:
過去の調査でも5-7%にみつかるんだって。上の表みると女性、喫煙は関係なさそう。