元2021 4月 中国
小血管閉塞(ラクナ梗塞)は軽度の脳卒中のもっとも一般的な病因であり、中国では脳梗塞患者の27.3%を占める。
しかし、短期および長期的な転帰に関連する因子についてはよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。
2007-2014年の18-55歳の小血管閉塞患者276人について、
再発、死亡、要介護度について3年間フォローしたところ、
次のことがわかった。
・276人のうち85.1%の患者が45歳以降に発症していた。・3年以内の再発リスクは神経症状が中等度の患者のほうが軽度の患者よりも高かった。・さらに要介護になるリスクは、肥満患者で高かった。・また空腹時血糖値が上がるにしたがい 再発と要介護リスクが上昇した。
小血管閉塞の脳卒中は45歳以降におおかった。再発を防ぐには血糖値と体重の管理が必要と考えられる、
というおはなし。
感想:
肥満や糖尿病はよくないけど、ラクナ梗塞的には動物性脂肪を摂ったほうがよさそうなんよ↓。
