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2021年6月6日

脳卒中アニマルセラピーの効果

2021  5月  韓国


脳卒中患者の心理的、身体的回復を目的にアニマルセラピー(Animal-assisted therapy:AAT)が行われることがある。

AATでは体幹筋や呼吸筋の収縮がおき、バランスや歩行、呼吸機能の向上が期待できる。

そこで、脳卒中患者への犬をもちいたAATの効果について、ランダム化比較試験をやってみたそうな。



脳卒中患者30人を、AAT群と対照群にわけた。

AAT群では患者の腰と犬を弾性ベルトでつなぎ、共に歩行させた。

歩行パフォーマンス(速度、歩幅、歩調、対称性)および

呼吸機能(1秒間の強制呼気量、強制バイタル容量、ピーク呼気流量、最大吸気圧、最大呼気圧)と

心理変数(やる気、抑うつ度)を8週間の介入前後で評価した。



次のようになった。

・歩行パフォーマンス、呼吸機能、心理変数のいずれもAAT群で有意に改善した。


犬を用いたアニマルセラピーは、脳卒中患者の身体的、心理的回復に有効である、


というおはなし。
アニマルセラピー


感想:

韓国の研究。介入後の犬の扱いが気になる。








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