元2021 7月 ノルウェー
心房細動は年齢とともに増加し、脳卒中のきっかけになりうる。
心房細動の発症に関連する改善可能な危険因子とその寄与割合を、年齢層別にくわしくしらべてみたそうな。
ヨーロッパのMORGAM(MOnica Risk, Genetics, Archiving and Monograph Consortium)コンソーシアムの40-98歳、66951人ぶんの個人データを使用した。
参加者は心房細動の発症について最長10年間フォローされた。
次のことがわかった。
・心房細動発症率は、40-49歳では、1000人あたり年間0.9人で、70歳以上では17.7人だった。・高BMI、高血圧、飲酒、脳卒中や心筋梗塞の既往、が年齢層を問わず心房細動リスク上昇と関連していた。・心房細動リスクの30-40%は、高BMI、高血圧、脳卒中または心筋梗塞の既往、で説明がついた。・70歳以上での新規の心房細動は、脳卒中および死亡リスクを2倍にした。
40歳以上での心房細動の発症のしやすさは、高BMI、高血圧、脳卒中や心筋梗塞の既往とおおきく関連していた。肥満や高血圧への早期の対策が求められる、
というおはなし。
感想:
突き詰めると心房細動は運動不足でおきる。酒はぜったいダメ。↓