元2021 12月 オランダ
脳内出血の引き金になる特定の活動があるかどうかについてはあきらかになっていない。
それら要因の解明は、脳内出血の病態を理解するうえで重要であるので、くわしくしらべてみたそうな。
2013-2019年のすべての脳内出血患者に面談をおこない、
発症直前の脳内出血のトリガー因子(例:息をこらえた筋力活動)への暴露を聞き取り、相対リスク(RR)を評価した。
次のことがわかった。
・平均年齢64、149人の脳内出血患者を対象とした。・67人(45%)が脳葉出血,60人(40%)が深部出血,19人(13%)が小脳出血,3人(2%)が脳室内出血だった。・リスクが高かった活動は、カフェイン摂取後の1時間以内 RR=2.5、コーヒー摂取後の1時間以内 RR=4.8、25kg以上の荷物を持ち上げたあとの1時間以内 RR=6.6、軽度の頭部外傷のあとの1時間以内 RR=10.1、性行為後の1時間以内 RR=30.4、排便で力んだあとの1時間以内 RR=37.6、激しい運動後の1時間以内 RR=21.8、・さらに、インフルエンザや発熱後の24時間以内、は脳内出血リスクがとても高かった RR=50.7。
脳内出血のきっかけになる因子として、感染症および血圧上昇をともなういくつかの活動をあきらかにできた、
というおはなし。
感想:
当時をおもいだすに、「眠眠打破」はよく飲んでた。
けど、排便がこれほど危険とは思わなかった。