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2022年1月26日

拡張期だけ高血圧はどういけないの?

2022  1月  中国


拡張期血圧のみが高い孤立性拡張期高血圧(Isolated diastolic hypertension:IDH)は、

欧州心臓病学会の基準では、収縮期血圧が140mmHg未満、拡張期血圧が90mmHg以上と定義されている。

IDHは重大視されておらず、その86%は治療を受けていない。

そこで、IDHと脳卒中など心血管疾患との関連をあきらかにするべく、メタアナリシスをこころみたそうな。



2021年までの関係する論文を厳選して、データを統合 再解析した。



次のことがわかった。

・参加者489814人を含む15の研究が見つかった。

・フォロー期間は4.3年から29年だった。

・IDHは心血管イベント、とくに脳卒中のうち脳出血のリスク上昇と関連があった。

・しかし総死亡や脳梗塞リスクとの関連はなかった。

・これらの関連は、アジア人の55歳未満で顕著だった。


拡張期血圧のみが高いアジアの若年者は 脳出血になりやすい、


というおはなし。
収縮期血圧と拡張期血圧


感想:

拡張期血圧は末梢血管抵抗を反映していて、若年者で高いんだって。


拡張期高血圧の脳卒中リスクは

 


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