元2023 1月 中国
嚥下障害は脳卒中患者の37-78%が経験するとされ、おおくは14日以内に自然消失するものの6ヶ月後でも少なからぬ割合が継続する。
そのリハビリテーションには、ヘッドリフトにより舌骨上筋を強化する「シェイカー運動」が一般的におこなわれている。
しかし仰向けに寝てヘッドリフトを維持するのは高齢患者には困難でもあり、改善策として Chin tuck against resistance(CTAR:チンタック)運動が開発された。
これは座位で顎の下にゴムボールをはさみ圧迫するものである。
そこで、CTARとシェイカー運動の効果をメタアナリシスでくらべてみたそうな。
次のことがわかった。
・2022年までのランダム化比較試験が、9件みつかった。患者が548人ふくまれていた。・CTAR運動は運動なしにくらべて、嚥下安全性、経口摂取能力の改善に効果があり、・CTAR運動はまた、シェイカー運動よりも嚥下安全性の向上にすぐれていることがあきらかになった。・CTAR群での心理状態は、運動なし群やシェイカー群よりも有意に良好だった。