元2023 1月 アイルランド
ピラティスは1920年代にドイツ人看護師のジョセフ・ピラティスにより考案されたエクササイズで、筋力、体幹安定性、柔軟性、姿勢、呼吸にフォーカスしたプログラムである。
神経疾患のリハビリテーションにも利用されていて、患者の移動性や体力、QoLの改善が報告されているが、脳卒中患者への応用については体系化されていないので、これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。
次のことがわかった。
・参加者122人を含む5つの研究が対象となった。・ピラティス介入群を支持するあきらかな効果は「バランス」であり、QoLや歩行パラメータについても有意な知見がみられた。
脳卒中患者へのピラティスエクササイズがバランスを改善するというあきらかなエビデンスと、QoLや心肺機能、歩行への効果も認められた、
というおはなし。
感想:
さいきん近所で、丸めたピラティスマットを肩から下げた中高年を非常によく見かけるので関心をもった。