元2023 8月 ドイツ
遠隔リハビリを受けた脳卒中患者の日常生活動作(ADL)における自立度を、条件のマッチする対照群とくらべてみたそうな。
遠隔リハビリテーションを受けた35人のすべての脳卒中患者および、
年齢、入院時の機能的自立度、脳卒中からリハビリテーション入院までの期間をマッチさせるべく990人ぶんの過去の入院記録から抽出した対面リハビリの患者35人(対照群)とを比較した。
ADLにおける自立度は、機能的自立度(FIM)とバーセルインデックス(BI)を用いて評価した。
次のようになった。
・両群で、脳卒中のタイプ、部位、重症度、年齢、入院期間、肥満度、糖尿病、脂質異常、高血圧、失語症、無視、患側、利き手、教育水準、に有意差はなかった。・FIMおよびBIいずれの評価においても、入退院時でのスコアゲイン、その効率、有効性に有意な差は認められなかった。・BIでの摂食と移乗の2項目において、対面リハビリに有利な差が確認された。・臨床的に意味のある最小限の改善があった患者の割合にも差は認められなかった。
脳卒中患者への遠隔リハビリと対面リハビリとで、日常生活動作の向上に有意な差は認められなかった、
というおはなし。
感想:
対面でのスペシャルな施術こそが療法士さんの存在意義だったのに、
患者に触れなくても結果がぜんぜん変わらないことがわかってしまった。
人工知能AIに置き換えれば、患者と病院経営者の満足度アップは間違いなしってこと。
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