~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

2024年1月7日

驚愕!脳梗塞回復、ウエストサイズが鍵か?

2024  1月  中国


メンデルランダム化解析を用いて、脳梗塞後の機能的転帰と腹部脂肪率(ウエスト-ヒップ比:WHR)および全脂肪率(体格指数:BMI)との因果関係をくわしくしらべてみたそうな。



WHRとBMIの遺伝学的変数は、Genetic Investigation of ANthropometric Traits consortiumとUK Biobank(最大806834人)のゲノムワイド関連研究から得た。

脳梗塞後の機能的転帰は、脳卒中発症3ヵ月後のmRSスコアを用いて評価し、mRS>2(mRS3~6)を好ましくない機能的転帰と定義した。



次のようになった。

・遺伝学的に予測されるWHRの高値は、脳梗塞後の好ましくない機能的転帰と関連していた。

・この結果は感度分析においても一貫していた。

・逆に、遺伝的に予測されるBMIは、脳梗塞後の好ましくない機能的転帰とは関連しなかった。


この研究結果は、腹部脂肪率の高さが脳梗塞後の機能回復に有害な影響を及ぼすという仮説を遺伝学的に支持する、


というおはなし。
腹部脂肪と脳梗塞回復

腹部脂肪と脳梗塞回復

腹部脂肪と脳梗塞回復

腹部脂肪と脳梗塞回復


感想:

でもね、再発しにくいらしい。↓






ご意見 ご感想はこちら

名前

メール *

メッセージ *