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2024年9月23日

無糖でも安心できない!エリスリトールが血栓リスクを引き上げる

2024  8月  アメリカ


エリスリトールはカロリーが少なく、血糖値にほとんど影響を与えないため、ダイエット食品や糖尿病患者向けの製品で広く使用されている。

しかし、最近の研究では、エリスリトールの血中濃度が高い人で心血管イベント(心筋梗塞や脳卒中)のリスクが高いことが示されている。

そこで、エリスリトールが実際に血栓形成リスクを高めるかどうかを調べるため、健康なボランティアを対象に実験してみたそうな。



健康な成人ボランティアを対象に、エリスリトールとグルコースの摂取後に血小板の反応を比較した。

エリスリトールまたはグルコース30gを水に溶かして摂取し、その後30分間に血中濃度を測定した。

血小板の活性化は、特定の刺激物質(ADPやTRAP6)に対する血小板の凝集反応と、セロトニンやCXCL4などの顆粒がどの程度放出されるかを調べることで評価した。



次のことがわかった。

・エリスリトールを摂取した被験者では、血中のエリスリトール濃度が1000倍以上に増加し、血小板の凝集反応が顕著に強化された。

・また、セロトニンやCXCL4といった血小板顆粒の放出も大幅に増加した。

・これに対し、グルコース摂取後には血小板の反応に有意な変化は見られなかった。

・この結果から、エリスリトールが血小板の活性化を直接的に引き起こし、血栓形成リスクを高めることが示唆された。


エリスリトールが健康な人でも血小板の活性を高め、血栓リスクを増加させる可能性があることがわかった。特に、エリスリトールが血小板活性を高めるため、心血管リスクがある人々への影響についてはさらなる研究が必要である、


というおはなし。


エリスリトールで脳卒中


感想:

ヘルシーなイメージで無糖を選んだら血栓ができて脳卒中ってこと。





エリスリトールは、糖アルコールの一種で、自然界にも存在する成分である。アスパルテームなどの人工甘味料とは異なり、エリスリトールは体内でほぼ吸収されず、代謝されないため、カロリーがゼロに近いという特徴を持つ。by GPT-4



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