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2024年11月8日

加糖茶はNG!脳卒中予防に最適な無糖茶の量とは

2024  10月  中国


脳卒中は健康に対する深刻な脅威であり、女性では月経や妊娠、閉経といった生理的変化が多く、男性と比べてリスクが上昇しやすい。特に、妊娠中や閉経期にはホルモンの変動や血液凝固の増加があり、脳卒中リスクがさらに高まる。

そこで、脳卒中予防に役立つ具体的な食習慣を見つけることを目的として、米国成人女性の「お茶の摂取」と「脳卒中リスク」の関連をくわしくしらべてみたそうな。



2011年から2018年にかけて米国で行われた大規模な健康調査(NHANES)から、20~60歳の女性5731人を対象にデータを分析した。

対象者は、日常的なお茶の摂取量と脳卒中の既往歴について質問され、1日の茶の摂取量に基づいて5つのグループに分けられた。

また、無糖茶と加糖茶の摂取によるリスクの違いも比較し、体重、飲酒・喫煙習慣、糖尿病や高血圧の有無などの要因も考慮した。



次のことがわかった。

・無糖のお茶を1日307.5〜480g(約2〜3カップ)摂取する女性は、脳卒中リスクが最大で約77%低減することがわかった(オッズ比0.23)。

・また、無糖茶に限り、100g増加ごとに約9〜10%リスクが減少するという結果が得られた。

・一方で、加糖茶には同様のリスク低減効果が認められず、加糖茶が脳卒中予防に効果的であるとはいえない。


無糖のお茶の適度な摂取は、女性において特に脳卒中の予防効果が期待できることがわかった。日々無糖茶を307.5〜480g程度飲むことがリスク低減に最も有効である。また、加糖されたお茶には予防効果が見られなかったため、無糖の茶を選ぶことが重要である、


というおはなし。

無糖茶



感想:

加糖茶は効果ないんだって。

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