元2025 7月 アメリカ
くも膜下出血(SAH)は、突然発症する重篤な脳卒中のひとつであり、高血圧との関係が知られている。
一方で、高血圧は生活習慣だけでなく遺伝的な要因にも強く影響されることがわかっている。
そこで、「高血圧になりやすい遺伝的な体質」が、SAHの発症する年齢にどのような影響を与えるかをくわしくしらべてみたそうな。
元2025 7月 アメリカ
元2024 10月 中国
元2024 7月 アメリカ
元2024 4月 韓国
元2023 11月 デンマーク
元2023 2月 韓国
元2022 3月 アメリカ
元2022 1月 アメリカ
元2022 1月 オーストラリア
元2020 12月 日本
元2020 7月 中国
元脳卒中に関して、女性は男性よりも発症時の年齢が高いせいか 生存率は低く、高血圧や心房細動もおおいと考えられてきた。
Sex differences in treatment and outcome after stroke
2019 11月 オーストラリア
・すべての関連要因を調整後、女性は男性にくらべて、女性脳梗塞の生存率は高く、障害を負いやすく、QoLは低かった。このちがいは投薬と治療対応の男女差で部分的には説明できそうだった、
3-6ヶ月後の生存率は高く、
・障害を負いやすく、生活の質(QoL)が低くなりがちだった。
・さらに女性は急性期脳卒中治療室(acute stroke unit)へ送られることがおおく、
・挿管されたり集中治療室(intensive care unit)へ入れられることはすくなかった。
・入院まえでは、女性は、高血圧の薬を処方されていることがおおく、
・抗血小板薬や血糖降下薬、脂質降下薬の処方はすくなかった。

Stroke誌:女性のQoLが低い理由
元
Sex Differences in Long-Term Quality of Life Among Survivors After Stroke in the INSTRUCT
2019 8月 オーストラリア
元
Lipid levels and the risk of hemorrhagic stroke among women
2019 4月 アメリカ
・この間に137人が脳出血を起こした。
・LDLコレステロールは、100-129.9 mg/dLにくらべ 70未満だと脳出血リスクが2.17倍だった。
・LDLコレステロールが130-159.9 mg/dL や70-99.9 mg/dL のグループでは脳出血のあきらかなリスク上昇はみられなかった。
・中性脂肪がもっとも低いグループはもっとも高いグループにくらべ脳出血リスクが2.00倍だった。
・総コレステロールやHDLコレステロールと脳出血との有意な関連はみられなかった。
元
Occupational and leisure-time physical activity differentially predict 6-year incidence of stroke and transient ischemic attack in women
2018 11月 アメリカ
・この間に 脳卒中441件、TIA274件があった。
・現在の仕事またはこれまででもっと長く勤めた仕事の運動強度が高いほど、立ち時間が長いほど脳卒中やTIAのリスクが高かった。
・ほとんど座っている仕事にくらべ現在仕事の運動強度が高いとTIAリスクが1.57倍で、
・もっとも長く勤めた仕事の強度が高いと脳卒中リスクは1.44倍だった。
・心血管疾患の既往のある者のリスクは座り仕事でも立ち仕事でも2倍近かった。
・余暇時間の運動強度は逆相関にあった。
ランセット誌:通勤や家事は脳卒中予防にならないの?