退院してからのこと。
血圧の降圧薬を飲むと、
その数時間後に左半身が激しく痺れて
起き上がっていることがやっとの状態が続いた。
相変わらず左足首もむくむし、
薬を飲むタイミングといい
薬が自分に合わないのではないか・・・と考えはじめた。
おもいきって病院へゆき、
事情を話して別の降圧薬の処方を求めた。
『じつはいい薬があるんだよー』
と言って、
医者がARBがどうの という話をしだした。
これまでのカルシウム拮抗タイプではなく、
アンギオテンシンなんとか阻害薬というそうな。
念のため最低量を処方してくれた。
薬の価格はこれまでの倍くらいした。
楽しみにして 翌日、飲んだ。
すると もっと桁違いに はげしくしびれるようになった。
そして 椅子から立ち上がる際に目の前が真っ白になって、
おもわず床に手をついてしまった。
血圧を測ってみると、82/60だった。
おそろしくて、 数日後 、もういっかい病院へいって、
そのARB薬はやめにしてもらった。
結局 最初の カルシウム拮抗薬の処方量を半分にしてもらった。
(その量は 成人男性への最低処方量の半分なのだが)
すると しびれもなく、血圧のコントロールもうまくゆき、
足首のむくみもとれた。
自分は降圧薬に敏感なのかもしれない。
やっぱり自分のことを一番よくわかるのは自分である、 ってことに
あらためて気付かされた一件であった。