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2011年9月20日

雇用主:仕事にならない奴をお情けで雇うつもりはない


Barriers and facilitators of return to work for individuals with strokes: perspectives of the stroke survivor, vocational specialist, and employer.
2011  8月  アメリカ



脳卒中経験者の復職を阻む要因について調べたそうな。




次の3つの視点から

復職で重視するものについて、意見の聞き取りをした。



・脳卒中経験者(10人)の考え:

運動、認知、コミュニケーションなどの神経機能の回復、

社会や周囲の理解が大切。






・職業専門家(21人)の考え:

障害の回復程度に加えて、

仕事の目的に対して現実的かつ柔軟に適応出来る

個人の能力を重視。






・雇用主(7人)の考え:


障害それ自体はまったく問題ではなくて、

仕事を遂行するための基本的要件を備えているかどうかを重視。







脳卒中経験者と雇用主とを仲介する

復職専門家の活躍が期待される、


というおはなし。







感想:

上の雇用主の考えは、

不当な差別と思われないための建前と思う。




リハビリ病院に居たときに

とても大柄な50代くらいの車椅子の男性が、


『これじゃぁ もう仕事ができない

どうやって生活すればいいんだ... 』  。゚(゚´Д`゚)゚。


って 涙を流していたのを思い出す。

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