~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

2012年5月23日

嚥下障害患者の頭に乾電池のプラス極を貼ってみた


Effects of transcranial direct current stimulation (tDCS) on post-stroke dysphagia.
2012  5月  韓国




経頭蓋直流電気刺激tDCS)を嚥下障害の治療に試してみたそうな。



脳卒中のあと嚥下障害と診断された患者16人について

tDCS 20分間 + 嚥下訓練 30分間

のセットを1日1回 x 10日間行った。



tDCSはダメージを受けた側の脳の咽頭運動皮質をターゲットに

乾電池のプラス極を貼り20分間電流を流す。


比較のための偽刺激グループでは電流を流す時間を30秒間に限定した。




その結果、


・本刺激と偽刺激グループ共に嚥下障害が改善した。

・治療直後の改善の程度に違いはなかった。

・治療後3ヶ月時点で本刺激グループの改善効果が大きく上回った。





tDCSによる脳刺激は

脳卒中後の嚥下障害の治療に役立つかも知れない



というおはなし。





感想:

tDCSを素人に解説するビデオ



自分を担当するお医者さんが

もし こういうことをやり始めたら


間違いなく すぐに病院を替える。

ご意見 ご感想はこちら

名前

メール *

メッセージ *