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2014年7月11日

争おうとする意気込みの強いひとは脳卒中リスク2倍以上


Chronic Stress, Depressive Symptoms, Anger, Hostility, and Risk of Stroke and Transient Ischemic Attack in the Multi-Ethnic Study of Atherosclerosis
2014  7月  アメリカ


ストレスやウツ、怒り、敵愾心などネガティブな感情と脳卒中との関連を調べてみたそうな。


年齢45-84で病気のない6749人(白人、黒人、ヒスパニック、アジア人)について、慢性的なストレスやウツ、怒り、敵愾心などをアンケート調査し、脳卒中やTIAの有無を8.5年間ほど追跡調査した。


次のことがわかった。

・この間に147件の脳卒中、48件のTIAがあった。

・敵愾心の強い人は脳卒中やTIAのリスクが2倍以上高かった。

・同様に、ウツ症状が強いと1.9倍高く、ストレスが強いと1.6倍高かった。

・怒りの感情と脳卒中リスクとの関連は見られなかった。


高レベルのストレスや敵愾心、ウツ症状は脳卒中のリスクを著しく上昇させることがわかった、


というおはなし。



感想:

怒り(anger)と敵愾心(hostility)の違いがよくわからないので調べてみた。

敵愾心→「争おうとする意気込み」

強い善悪判断を伴わない競争意識...かな。

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