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2014年9月29日

リハビリのやる気を引き出すために両足に加速度計を着けて解析結果をもとに週3回丁寧にアドバイスしてみた


SIRRACT: An International Randomized Clinical Trial of Activity Feedback During Inpatient Stroke Rehabilitation Enabled by Wireless Sensing.
2014  9月  アメリカ

脳卒中患者の日々の歩行状況を詳しく解析してフィードバックしてあげることで、やる気を引き出せるものか 実験してみたそうな。


11カ国16のリハビリ施設に入院中の135人の脳卒中患者について、
両足首に無線接続の3軸加速度計を装着させた。

このデータを解析することで、歩行速度、距離、時間などを定量評価できる。

患者をつぎの2グループに分けて、療法士さんが

*歩行速度のみを通知する、  または
*歩行活動の詳細な解析結果を参照してアドバイスする、

を週に3回ペースで継続した。


次のようになった。

・両グループで、1日あたりの歩行時間(~15分間)および歩行速度(~0.9m/s)に明らかな差は生じなかった。

・それどころか30%の患者は1日の歩行時間が減少傾向にあった。


脳卒中患者の歩行状況をモニターして詳細な解析情報をもとにアドバイスを継続したものの、歩行時間の増加や歩行スピードアップにはつながらなかった、


というおはなし。


感想:

たぶん むつかしいこと言ってもわかんないんだと思う。

カウンセリングだけの遠隔リハもダメだろな、、

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