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2015年10月6日

脳卒中のtDCS治療は電極が小さいほど効果的


Transcranial Direct Current Stimulation Post-Stroke Upper Extremity Motor Recovery Studies Exhibit a Dose-Response Relationship.
2015  9月  アメリカ

脳卒中患者へのtDCS(経頭蓋直流電気刺激)治療で、効き目と電流量に関連があるものか調べてみたそうな。


関係する過去の研究から信頼性の高いものを厳選し、データを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・脳卒中患者213人を含む8件の上肢 関連研究が見つかった。

・偽刺激に比べ、tDCS治療には明らかな改善効果が認められた。

・特に、左右脳同時刺激で大きな改善が得られた。

・電流の大きさよりも、電極上の電流密度や電荷密度と改善効果に用量関係が見られた。

・電極が小さいほど効果的だった。


tDCSの上肢機能改善効果は明らかであり、小さな電極に電流が多いほど効果が高かった、


というおはなし。
図:tDCS


感想:

tDCSを信じていない理由は 以前ここに↓書いた。
tDCS(経頭蓋直流電気刺激)にもハイビジョンがあった
電極を小さくして電流密度を高くすればより激しくチクチクするわけで、それに連れて効果も上がるというのは まさにプラシーボ効果である証だと思うのだが、、、

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