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2016年6月11日

体重と脳卒中リハビリ効果の関係


The impact of patient's weight on post-stroke rehabilitation.
2016  6月  イスラエル

脳卒中患者の体重とリハビリテーション効果について調べてみたそうな。


リハビリ病院に入院した平均年齢63の脳卒中の男女102人について肥満度(BMI)および機能的自立度(FIM)、神経症状スコア(NIHSS)を調査したところ、


次のことがわかった。

・入院時の機能自立度、神経症状の重さと BMIとの関連はなかった。

・入院中のFIMスコア改善度(deltaFIM)とBMIは負の相関にあった。

・神経症状の改善度(deltaNIHSS)とBMIとの明らかな関連はなかったが、

・神経症状が最も改善した者は重度肥満グループにいた。

脳卒中患者のリハビリによる機能改善度は太っているほど小さかった。脳卒中リハビリの予後推定はBMIを考慮に入れるべきだろう、


というおはなし。

図:体重とリハビリ改善度

感想:

太ってる人は健康であっても活動的には見えない。だから本人は凄く回復したつもりでいても 他人からみるとまだまだ動き辛そう、、、ってことなんだと思うよ。

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