元2021 5月 ブラジル
未破裂脳動脈瘤は一般人の3.2%に見られるというが、画像診断技術の進歩と普及にともないその診断頻度は増えていると考えられる。
脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血では、12%が即死、30%以上がひと月以内に死亡、25-50%が半年以内に死亡、生存者の30%が要介護となる、とされていて、
未破裂脳動脈瘤の放置は重大な結末に至る可能性がある。
いっぽうで、ほとんどの脳動脈瘤は破裂には至らないため、最善の治療方法についてはいまだ議論の余地がある。
そこで、未破裂脳動脈瘤を持つ者に対する介入のリスクとベネフィットをくわしくしらべてみたそうな。