元2025 4月 ポルトガル
発症6〜24時間後の前方循環大血管閉塞(LVO)に対し、血管内治療(EVT)は有効であることがDAWNやDEFUSE 3試験で示されている。
しかし、これらの試験では中等度以上の重症例(NIHSS ≥6)が対象であり、NIHSS≤5の軽症例におけるEVTの有効性は不明であった。
軽症であってもLVOが存在する場合には予後不良となる可能性もあり、EVTを行うべきか否かは臨床現場で議論が続いている。
そこで、このような軽症LVO患者に対し、6–24時間という"遅発ウィンドウ"におけるEVTの効果と安全性を後ろ向きにくわしくしらべてみたそうな。