元2025 10月 オランダ
くも膜下出血は、いまでも命にかかわる危険な病気であり、助かっても後遺症が残ることが多い。
これまで多くの動物実験で治療法が探されてきたが、人で効果があると証明された治療はほとんどない。
それなのに、動物実験の論文では「この薬が効いた」「この方法で脳の障害が減った」という報告がやたらと多い。
この「臨床では治らないのに、論文の中ではうまくいっている」という不自然さを調べるために、研究者たちは、論文に使われている画像データがほんとうに信頼できるものかどうかをくわしく検証してみたそうな。