2010年3月28日

"学習された不使用理論" の不思議

リハビリ情報を調べていると、しばしば
"学習された不使用" というフレーズに出会う。


脳卒中で麻痺を持った一方の手をしばらく使わないでいると、
その状態が日常化してしまうということを指す。


ちなみに
この状態を改善するべく正常な側の手の動きを制限して、
麻痺手を使用せざるを得ない環境に置く訓練法を
特に、CI療法と呼んでいる。



でもなにか引っかかる。



この "学習された不使用" って、そんなに特別な考え方なんだろうか・・・・って。


"学習された不使用理論" なんて呼ばれたりもしているようだけど、
理論なんていう大層なものなのだろうか、と思う。



街で左利きの人を見つけて、
『あなたの右手は学習された不使用理論により自由に動かないのです。
この分野の治療法を研究している有名な医師を知っています。ご紹介しましょう。』
って言うのかな。



オートマチック限定免許を取得しようとしている人に
『オートマチック車はほとんど左手足を使いません。
このままでは学習された不使用理論によってマニュアル車の運転が
一生できない身体になってしまう恐れがあります。』
とでも言うのだろうか。



ただの 適応 だろう、と思う。

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