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2013年2月19日

【本邦初】経頭蓋直流電気刺激を用いた嚥下障害治療


Transcranial Direct Current Stimulation Improves Swallowing Function in Stroke Patients.
2013  2月  日本


非侵襲的な脳刺激法で嚥下障害の改善を試みたそうな。



20人の脳卒中嚥下障害患者について、

損傷側の脳の運動野付近に乾電池のプラス極を

20分間貼り付ける治療(tDCS)を10日間行った。


通常の嚥下訓練も行い、比較のため偽の刺激を与えるグループも作った。


治療前、直後、1ヶ月後の嚥下能力を評価した。



次のようになった。

・電気刺激グループでは治療直後に嚥下障害スコアが1.4ポイント、1か月後には2.8ポイント改善した。

・偽刺激グループでは直後に0.5ポイント、1か月後に1.2ポイント改善した。





脳卒中で損傷した脳の側にプラス電極を貼り付けるtDCS治療を行うと、

嚥下障害が大きく改善されることがわかった



というおはなし。
図:tDCSの嚥下障害 治療

感想:

tDCSはあまり信用していなかった。
嚥下障害患者の頭に乾電池のプラス極を貼ってみた

でも ちょっと前のGVSの記事を知って、
前庭感覚電気刺激で半側空間無視をやっつけろ!

ひょっとして…

と思うようになった。

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