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2014年3月19日

下肢治療に使える新しい磁気刺激はどこが違うのか?


Deep repetitive transcranial magnetic stimulation with H-coil on lower limb motor function after stroke: a pilot study.
2014  3月  イタリア

反復経頭蓋磁気刺激治療(rTMS)の下肢への効果を検証してみたそうな。


10人の慢性期脳卒中患者について、3週間11回のrTMS治療を行った。

rTMSは刺激が深部まで届くHコイルを用い、20Hzで刺激した。

4週間の間を空けて偽刺激での実験も行った。


次のようになった。

・rTMS治療により下肢の運動機能が著しく改善した。

・この効果は4週間以上持続した。

・歩行スピードも改善した。


3週間のrTMS治療によって下肢機能が改善しその効果が持続した、


というおはなし。



感想:

Hコイルのwikipediaがあった。

深部刺激とは別の良い点があって、

・ヘルメットの中に偽刺激用のコイルを内蔵できるので

・施術者が治療中にリアル刺激か偽かを知りえなくできる。

・偽刺激でもリアル刺激と同じ音を発生できる。

とのこと。


二重盲検が捗るな…

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