2014年5月30日

脳を護る!乾電池のマイナス極で


Neuroprotective effect of cathodal transcranial direct current stimulation in a rat stroke model.
2014  5月  スイス

脳を虚血状態にすると周辺組織に脱分極が梗塞を拡大しながら周期的に拡がる。直流電気刺激(tDCS)はこの皮質興奮性に影響を与えると考えられる。

そこで乾電池のマイナス極を貼り付ける陰極tDCSで梗塞を抑えられるものかどうか実験してみたそうな。


人為的に脳梗塞にしたネズミについて

*虚血手術の45分後から陰極tDCSを4時間行うグループ
*虚血手術直後から陰極tDCSを6時間行うグループ

に分けた。各グループは12匹ずつ。

比較のため通電しない12匹のグループも各々設けた。



次のようになった。

・45分後tDCSグループは梗塞体積が20%、直後tDCS開始グループでは30%小さかった。

・梗塞の及ぶ範囲も両tDCSグループで小さかった。

・陰極tDCSで脱分極の回数が減少した。

・梗塞体積と脱分極の回数に関連があった。



急性期脳卒中への陰極tDCSが、脱分極頻度を抑えることにより神経保護効果をもたらすことが確認できた。人にも応用できるかも知れない、


というおはなし。

写真:tDCSネズミ



感想:

tDCSって簡単そうだから、すべての家庭や職場施設に1つは備えるようにして、脳卒中の症状を確認したらとりあえず頭に電極を貼って それから病院を探すようにしたらどうだろう。


でも、あわてて電池を逆向きに入れたりすると大変なことになる。
tDCSは電極を間違えると脳梗塞が拡大することが判明


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