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2014年7月15日

病気の重大さをよく理解して自分で対処できると考えている患者ほど復職はむつかしい


Factors influencing return to work after aneurysmal subarachnoid hemorrhage.
2014  7月  アメリカ

クモ膜下出血は50歳前後の若年者にも影響を与えうる脳卒中の1つである。

復職は主な回復目標の1つではあるが達成率は低い。

そこで クモ膜下出血後の復職に影響する要因を調べてみたそうな。


クモ膜下出血発症後1-2年の患者134人について、病気認知(病気の重大さと自分の対処能力を見積もる認識度)および機能状態のアンケート調査を行い内容を解析した結果、


次のことがわかった。

・病気認知度が高いと復職可能性が低かった。

・高いレベルの病気認知は復職が失敗する要因だった。

・一方、結婚していることは復職が成功する要因でもあった。


クモ膜下出血患者の病気に対する認識の高さが復職の障壁になっている。復職をうながすためにはこの問題に取り組む必要があるだろう、


というおはなし。


病気認知アンケート(clickで拡大)



感想:

「目の前にこんなにも深刻な問題があって、頼りになるのは自分だけ」ってときに、のんきに通勤してる場合じゃねぇ!って考え方かな。

わかる気がする。

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