2014年9月3日

メロディック・イントネーション・セラピーに音の高さ変化は必要か


The Combination of Rhythm and Pitch Can Account for the Beneficial Effect of Melodic Intonation Therapy on Connected Speech Improvements in Broca's Aphasia.
2014  8月  カナダ

メロディック・イントネーション・セラピー(MIT)はブローカ失語患者向けリハビリ法で、声にリズムや強弱を加えて発語を促す。

しかしそのメカニズムはよくわかっておらず、リズムに比べて音の高さはさほど重要でないとされてきた。

そこのところを確かめてみたそうな。


3人のブローカ失語の慢性期脳卒中患者について、

*リズムと音の高さの変化がある訓練
*リズムのみ、音の高さ一定の訓練
*リズムも音の高さの変化も無い訓練

の3種を1回1時間x週3回x6週間 それぞれ交互に行い、流暢さ、正確さ、適応力等を比較した。


次のようになった。

・いずれの訓練法でも練習した単語の発話精度に改善効果が見られたが、

・リズムと音の高さ変化のある訓練で、練習していない単語への適応力や流暢さがもっとも高かった。

・どの訓練でも発語の機敏さや気分の改善は見られなかった。


メロディック・イントネーション・セラピーにはリズムだけではなく、音の高さの変化も加えるとより効果的である、


というおはなし。


メロディック・イントネーション・セラピー



たのしそう

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