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2016年5月16日

医師の脳内出血予後予測はあてにならないことが判明


Variability in physician prognosis and recommendations after intracerebral hemorrhage
2016  4月  アメリカ

医師による脳内出血患者の予後予測のバラつきを調べてみたそうな。


神経科の医師742人に脳内出血患者の症状、意識レベル、血液検査、CT画像、血腫体積などの情報例をいくつか与え、30日死亡率の予測と治療方針を決定させた。

別に予後予測スコアを加えたときの治療方針も確認した。


次のようになった。

・30日死亡率予測は医師ごとに0-100%まで大きく異なった。

・保存療法から積極治療まで方針も様々だった。

・これらの違いに医師の宗教信条などは関連しなかった。

・予後予測スコアは極端に低いか高い場合に治療方針に影響した。

脳内出血患者の予後予測は医師ごとにまったくバラバラだった、


というおはなし。

図:脳内出血30日死亡予測

感想:

だからこういうこと↓が起きるんだね。
すぐに亡くなるだろうと思って家族に臓器提供をお願いしたら患者にバッチリ聞かれていたという恐怖体験

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