2019年3月23日

腸内細菌への長期の影響は


Rsearchers explore stroke's effects on microbiome -- ScienceDaily
2019  3月  アメリカ

腸と脳はたがいに関係しあってはたらいていて(gut-brain axis:腸脳相関)、脳卒中になると腸内細菌叢の構成がおおきく変わることが報告されている。

しかし長期の変化をしらべたものはないので動物実験してみたそうな。
2月の国際脳卒中会議でのウェストバージニア大学の報告。



脳卒中にしたグループとしなかったグループの腸内細菌を3日後、14日後、28日後までフォローしたところ、



次のことがわかった。

・脳卒中グループでは14日、28日後までにビフィズス菌で有名なビフィドバクテリウム属の細菌がおおきく減少した。28日時点ではヘリコバクター属の細菌が大勢をしめていた。

・肥満や糖尿、炎症の指標となるFirmicutes(フィルミクテス門) / Bacteroidetes(バクテロイデス門) の比が高くなり、14日ではコントロールの6倍、28日時点でも3倍以上をしめした。

・さらに顕微鏡観察で、脳卒中グループの腸の柔毛が28日時点でもおおきく崩れている様子が確認された。

脳卒中による腸内細菌叢および腸の構造への影響は1ヶ月後にもみられた。逆にサプリメントなどをつかった腸内細菌叢への介入で脳卒中の回復をうながすことができるかも、、


というおはなし。

図:脳卒中後の腸絨毛



感想:

つい先日、かきにあたって激しい下痢と悪寒で2日間絶食した。お腹が空になったついでにヨーグルトを1リットルたべて腸内細菌のリフレッシュを期待した。

すると翌日、はなみずとくしゃみの花粉症状が消えてしまった。
しかしその効果は1日しかもたなかった。

腸内環境への関心がたかまっている今日このごろ。

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