2019年5月20日

飛行機の騒音と脳卒中


Aircraft Noise and the Risk of Stroke
2019  4月  ドイツ

騒音による自律神経系へのストレスにより血圧やインスリン抵抗性、睡眠への障害が考えられる。

ドイツでは日中の騒音規制レベルを55dB未満、夜は45dB未満としている。

騒音と虚血性心疾患との関連はあきらかになっているが脳卒中についてはよくわかっていない。

そこで航空機の騒音について脳卒中との関連をしらべるべく、初のシステマティックレビューをこころみたそうな。



騒音レベルを 日中、夕方+5dB、夜間+10dB と重み付け平均した day–evening–night noiselevels:LDEN とし、

これまでの関係する研究論文を厳選してデータを統合 再解析した。



次のことがわかった。

・9の研究がみつかった。LDENが10dBあがるごとに脳卒中リスクが1.013倍(1.3%の上昇)になった。

・しかしこれらの研究は、脳梗塞や脳出血の区別がなく、騒音推定方法もまちまちで、質が高いとは言えなかった。

・さらに最大騒音値での評価がなかったため影響が過小評価されている可能性が残った。

航空機騒音と脳卒中リスクの関連がみられたが、統計学的有意なほどではなかった、


というおはなし。

図:飛行機騒音

感想:

ちょうどこの記事↓をみた直後だったので関心をもった。
「どうにかしてほしい」市民から悲鳴 普天間飛行場で過去最高の124・5デシベル 人間の聴力の限界に迫る騒音

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇■

過去7日間で人気の記事ベスト10