2019年7月31日

タバコが体から抜けるまでの年数


Cigarette Smoking, Smoking Cessation, and Long-Term Risk of 3 Major Atherosclerotic Diseases
2019  7月  アメリカ

喫煙は冠動脈疾患や脳卒中のリスク要因の1つであり報告もおおい。

同様に 末梢動脈疾患(おもに手や足の虚血)リスクでもあるが調査の数はすくない。

これら3つの動脈硬化性疾患(冠動脈疾患、脳卒中、末梢動脈疾患)と喫煙との関連をまとめてしらべてみたそうな。



1987時点で45-64歳で健康な13355人を26年間フォローして病気の発生と喫煙(量、頻度、年数、禁煙歴)との関連を解析したところ、



次のことがわかった。

・この間に末梢動脈疾患492、冠動脈疾患1798、脳卒中1106件がおきた。

・年間喫煙量とこれら3つの疾患には用量関係が確認できた。とくに末梢動脈疾患で関連がつよかった。

・喫煙期間、1日の喫煙量も同様の用量関係がみられた。

・禁煙期間がながいほど3疾患のリスクは低下したが、

・非喫煙者レベルまでリスクが低下するのに要する禁煙期間は、末梢動脈疾患では30年、ついで冠動脈疾患が20年、脳卒中も20年以上を要した。

喫煙の量、期間、頻度すべてが3つの動脈硬化性疾患と用量関係にあり、とくに末梢動脈疾患で関連がつよかった。これらリスクは禁煙したとしても20-30年間は高いままだった、


というおはなし。

図:禁煙年数と脳卒中リスク



感想:

禁煙関連のさいきんの記事。
禁煙は余命を○年のばし 再発を○○年遅らせる

禁煙効果があらわれるまでの年数

禁煙が脳卒中の再発を予防するはほんとう?

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