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2020年1月9日

脳卒中から臓器提供へのながれと家族の役割


Factors affecting organ donation rate during devastating brain injuries- A 6-year data analysis
2020  1月  トルコ

臓器移植を待つ人の数にくらべ臓器提供者数はまったく不足している。

脳死にいたるもっともよくある原因として、脳内出血、外傷性脳損傷、くも膜下出血、無酸素性脳症などがある。

臓器摘出の80-90%は脳死が宣言されてからおこなわれている。

これら脳死から臓器提供にいたる率(Donor conversion rate)と臓器提供にいたらない理由についてくわしくしらべてみたそうな。




2013-2018のICU患者629人の記録をしらべたところ、



次のことがわかった。

・患者102人で脳死が疑われたが21人は脳死判定前に死亡した。

・残り81人が臓器提供候補となり、そのうち30%から臓器提供があった。

・臓器提供がおこなわれなかった理由のうち、近親者による拒否が89.5%、家族が臓器提供を決められないもしくは近親者がいないが7%、医学的不適格が3.5%だった。
脳死患者の臓器提供率は30%で、臓器提供がおこなわれないもっともおおい理由は近親者による拒否だった、


というおはなし。

図:脳卒中患者の臓器提供



感想:

脳卒中が疑われたらすぐに救急車!っていうキャンペーンの背景には臓器不足を解消したい思惑が見え隠れする。↓
脳卒中患者から臓器を抜くための法改正の成果

くも膜下出血→脳死→臓器摘出 の頻度がわかった

すぐに亡くなるだろうと思って家族に臓器提供をお願いしたら患者にバッチリ聞かれていたという恐怖体験

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