元2020 6月 アメリカ
瞑想はシンプルかつ低コスト 低リスクのストレス軽減法である。瞑想の健康上のベネフィットについてこれまでおおくの研究がなされてきた。
2017年に米国心臓協会は、瞑想を心血管リスクを低減しうる補助的な介入方法である、として認める声明をだした。
そこで、国民健康聞き取り調査(National Health Interview Survey)のデータを用いて、瞑想の効果をくわしくしらべてみたそうな。
2012-2017年のNHISのデータから高コレステロール血症、全身性高血圧、糖尿病、脳卒中、冠動脈疾患、のすべての患者と、瞑想習慣の有無を同定し、関連を解析した。
次のようになった。
・調査参加者61267人のうち、9.6%がなんらかの形で瞑想をおこなっていた。・年齢、性別、BMI、婚姻状況、人種、喫煙、睡眠、うつ、を調整したのち、・瞑想は 高コレステロール血症、全身性高血圧、糖尿病、脳卒中、冠動脈疾患、の有病率低下と独立に関連していた。
