元2020 7月 台湾
脳卒中患者へのミラー療法時に両手または片手のみを動かしたときの運動野の活性化の程度を脳磁図(MEG)でくわしくしらべてみたそうな。
脳卒中患者16人と、健康な右利きボランティア16人について、
安静時のほか、
ミラーなし+両手運動
ミラー+両手運動、
ミラー+片手運動、でのMEG測定を行い、
1次運動野のベータ振動(減衰したときが脳が活発)の変動率を上記3条件下で比べた。
次のことがわかった。
・脳卒中患者では対側の1次運動野のベータ振動が、ミラー+両手運動のときにもっとも有意に減少した。・健常人では3条件のいずれでもベータ振動に有意な変化はなかった。・ミラー+両手運動のとき、脳卒中患者と健常者とのあいだのベータ振動の差にあきらかな違いが生じていた。
ミラー療法時は片手運動よりも両手運動のほうが対側の1次運動野がより活性化される。重度の片麻痺で麻痺手が動かせない場合は片手運動だけでも同側の1次運動野の活性化が期待できる、
というおはなし。
感想:
多少なりとも動くのなら、両方の手を一緒にうごかしていたほうがよりイメージ強化になるみたいなんだな。