元2020 11月 中国
気温日較差(Diurnal temperature range:DTR)は1日の最高気温と最低気温の差を表し、地球気候変動の指標の1つとして重視されている。
DTRが高いと脳卒中が起きやすいと考えられている。しかし、特にリスクの高い時期や集団の特徴については明らかになっていないので、これらをくわしくしらべてみたそうな。
2005-2016年の深セン市の初回脳卒中患者142569人を対象とし、
DTRとの関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・高DTRは脳卒中の発生と有意な関連があり、夏と冬のDTRの上昇に伴い脳卒中リスクが増加した。・初回脳卒中の3.65%は夏の5.5度を超える高DTRに起因し、・2.42%は冬の8度を超える高DTRに起因すると考えられた。・夏の人口寄与分布は中年以上の男女の広くに及び、とくに脳梗塞が有意におおかった。・冬の人口寄与分布は、中年の低教育歴者におおく脳梗塞が有意におおかった。
気温日較差が高い夏と冬は脳卒中が起きやすく、脳内出血よりも脳梗塞が気温日較差に敏感だった。夏の気温日較差はほとんどの人に影響するいっぽう、冬では低教育歴の中年に影響がおおきかった、
というおはなし。
感想:
冬に低教育歴の中年が弱い理由として、彼らは住宅ローンに追われ防寒着を買えないから のようだ。