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2021年5月31日

Stroke誌:強迫性障害と脳卒中

2021  5月  台湾


強迫性障害(Obsessive-compulsive disorder:OCD )では、汚れへの恐怖、対称性へのこだわり、性的強迫観念、過剰な繰り返し確認などの行為が強いられるようになされる。

OCDの患者は肥満、高血圧、糖尿病などを併発する傾向が報告されている。

しかしOCDと脳卒中との関連はわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。



台湾の国民健康保険データベースの2001-2010年の記録から、

OCD患者28064人および年齢、性別、合併症のマッチする対照群28064人を抽出して、その後の脳卒中の発生をフォローして比べた。



次のことがわかった。

・OCDのとくに中年、高齢患者は脳梗塞を発症するリスクがあきらかに高かった。

・脳出血リスクはOCDと非OCDで差がなかった。

・OCD薬の短期、長期の服用は非使用者とくらべて脳卒中とは関連しなかった。


強迫性障害は中高年において脳梗塞リスクを高める因子である、


というおはなし。
強迫性障害と脳梗塞


感想:

ついついブログを更新してしまうのも強迫性障害のなせるわざか、、、といつも思う。



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