元2021 6月 中国
カロリー制限は、腸内細菌叢に影響し、脳梗塞などの疾患への保護効果が報告されている。
しかし、カロリー制限による腸内細菌叢の変化と脳梗塞後のリハビリテーション効果との関係についてはあきらかになっていないので動物実験してみたそうな。
カロリー摂取量の30%削減を4週間おこなったマウスの糞便を、脳梗塞マウスに移植した。
次のようになった。
・16SリボソームRNAシーケンシングで、カロリー制限マウスの腸内にはビフィズス菌がおおく存在することがわかった。・これらビフィズス菌を移植された脳卒中マウスは、長期に良好なリハビリテーション結果を得ることができた。・腸内細菌叢の代謝物解析で、カロリー制限がその組成と代謝をおおきく変化させたことが示唆された。
脳卒中後のカロリー制限は、腸内細菌叢のとくにビフィズス菌の強化によって、リハビリテーションに長期の良好な結果をもたらす可能性がある、
というおはなし。
感想:
いつもお腹空いているくらがちょうどいい、ってことか。