元2021 4月 デンマーク
COVID-19パンデミックに対応するために、ワクチンが医学史上かつてないスピードで開発されている。
ワクチン接種を安全に実施することが重要ではあるが、接種後の異常な血栓および出血の発生が報告されており、さらに血小板減少症の可能性も指摘されている。
デンマーク最初の事例について報告があったそうな。
・アデノウイルスベクター(ChAdOx1)を用いたアストラゼネカ社製COVID-19ワクチン(AZD1222)の接種により、60歳女性に炎症および血栓症と推定される反応が起きた。・彼女はワクチンを接種した7日後に難治性の腹痛で入院した。・腹部CTにより両側の副腎に出血が認められた。・翌日、右脳に脳梗塞を発症し、MRIで右内頚動脈の閉塞が確認された。・梗塞域が大きすぎて再灌流治療ができなかった。・入院中に、血小板数が118000/μlから5000/μlへ著しく減少し、Dダイマーは大幅に増加していた。・入院6日目に患者は死亡した。・血小板減少症を示す抗体が検出された。
これらはワクチンに対する免疫介在性の反応であると考えられた、
というおはなし。
感想:
ワクチン問題にはいろんな見方があるようだけれど、オレに言わせると注目すべきは「長期の影響がまったくの未確認であること」の一点に尽きる。
今回記事のような短期のわかりやすい事例は、このワクチン問題の本質ではない。
