元2021 7月 中国
脳小血管病(Cerebral small vessel disease)は、ラクナ梗塞、微小脳出血、白質病変、脳萎縮、の総称で、認知障害や脳卒中と関連している。
高血圧は動脈硬化を介して脳小血管病のリスク因子となる。
そこで、降圧薬治療と脳小血管病との関連をあきらかにするべく、これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。
関係する研究を厳選してデータを統合 再解析した。
次のことがわかった。
・降圧薬治療と白質病変、脳萎縮に関する7つの臨床試験がみつかった。・降圧薬治療は白質病変の進行を抑える効果があった。・とくに収縮期血圧が110-129mmHgのときその効果が大きかった。・脳萎縮の進行を抑える効果は認められなかった。・ラクナ梗塞の報告のある臨床試験は1件のみで、降圧薬治療との関連はなかった。
降圧薬治療には白質病変の進行を抑える効果がある。脳萎縮には影響しない。ラクナ梗塞や微小脳出血との関連を示すエビデンスはなかった、
というおはなし。
感想:
我が目を疑ったよ。
ラクナ梗塞や微小脳出血の予防にこそ効くと思ってた。ダメじゃん。
おまけに腎臓悪くするし、認知機能低下するし↓。
同じ結果が出てたわ↓
