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2021年8月20日

降圧薬でラクナ梗塞が予防できるは本当か?

2021  7月  中国


脳小血管病(Cerebral small vessel disease)は、ラクナ梗塞、微小脳出血、白質病変、脳萎縮、の総称で、認知障害や脳卒中と関連している。

高血圧は動脈硬化を介して脳小血管病のリスク因子となる。

そこで、降圧薬治療と脳小血管病との関連をあきらかにするべく、これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。



関係する研究を厳選してデータを統合 再解析した。



次のことがわかった。

・降圧薬治療と白質病変、脳萎縮に関する7つの臨床試験がみつかった。

・降圧薬治療は白質病変の進行を抑える効果があった。

・とくに収縮期血圧が110-129mmHgのときその効果が大きかった。

・脳萎縮の進行を抑える効果は認められなかった。

・ラクナ梗塞の報告のある臨床試験は1件のみで、降圧薬治療との関連はなかった。


降圧薬治療には白質病変の進行を抑える効果がある。脳萎縮には影響しない。ラクナ梗塞や微小脳出血との関連を示すエビデンスはなかった、


というおはなし。
高血圧治療

感想:

我が目を疑ったよ。

ラクナ梗塞や微小脳出血の予防にこそ効くと思ってた。ダメじゃん。

おまけに腎臓悪くするし、認知機能低下するし↓。




同じ結果が出てたわ↓

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