元2021 8月 スウェーデン
身長の低下は、椎間板の縮小、椎体の圧迫骨折、姿勢変化により起こるプロセスであり、70歳代から加速する。
そこで、北欧女性の中年期での身長変化と、脳卒中など心血管疾患での死亡率との関連をくわしくしらべてみたそうな。
1908-1952年うまれの女性2406人について、30-60歳時に身長測定をして、その10-13年後に再測定した。
さらに心血管疾患での死亡を17-19年間フォローして関連を解析した。
次のようになった。
・10-13年間に身長が1cm低下すると、総死亡リスクが1.14-1.21倍になった。・もともと身長が低く余暇の身体活動レベルが高い者は身長低下が少なかった。・2cm以上の身長低下があるときの総死亡リスクは1.74-1.80倍で、・脳卒中死亡リスクは2.31倍におよんだ。