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ノルウェーでは新型コロナ感染症のワクチン接種が、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカと続いてはじまった。
とくにアストラゼネカワクチンで、わずか2週間に脳内出血をともなう重篤な脳静脈血栓症が5例発生したそうな。
次のことがわかった。
・5人の患者すべてが女性で、年齢は34-54歳だった。接種後7-10日で血小板減少症と脳静脈血栓症を併発し、4人が死亡した。
・患者1.健康な34歳女性で、接種後7日目に頭痛と左半身麻痺で入院した。脳内出血とくも膜下出血も認められた。翌日に死亡した。
・患者2. 42歳女性で、接種後10日目に激しい頭痛と嘔吐、右半身麻痺で入院した。脳静脈洞に血栓を認めた。入院後9時間で急速悪化し、脳出血が拡大して15日目に死亡した。
・患者3. 37歳女性で、接種後8日目に頭痛、発熱、右足のしびれで入院した。脳静脈洞に血栓が認められ、翌日悪化した。やがて小脳と左脳に出血し、11日目に死亡した。
・患者4. 39歳女性で、接種後7日目に腹痛と頭痛で受診し、血小板減少症と診断された。いったん帰宅したが2日後に小脳出血で入院した。子宮静脈の血栓症が認められたが回復し、退院した。
・患者5. 54歳女性で、接種後6日目に左手足の麻痺で入院した。右脳の出血とくも膜下出血、静脈洞の血栓が認められた。減圧開頭術がおこなわれたが2日後に死亡した。
というおはなし。
感想:
ワクチン打ってすぐにこの種のトラブルがおきる頻度は10万人に1人程度といわれている。
こういった↑ネットの噂を最大限に考慮してもせいぜい1000人に1人くらいにすぎない。
ワクチン問題が怖がられている本当の理由はその中長期的影響にあって、まだそれは始まってすらいない。
しかし、16日のサイエンス誌の記事↓によると、
「12歳以上のフルのワクチン接種率が78%のイスラエルで、現在 世界最高レベルの感染率が記録されている。
とくに、早くにワクチン接種が済んだ者ほど感染しやすいことがわかった」、とある。
ターゲットとなるウイルス株以外への免疫力がワクチン接種によりおおきく損なわれるため、変異株がでるたびに追加のブースター接種をしなくてはならなくなるんだって。