元2021 9月 日本
ナッツに含まれる栄養素は、脂質、炎症、血糖、血圧を改善し、心血管疾患リスクを抑える働きをすると考えられている。
そこで、もともとナッツ消費量が少ない日本人について、ピーナッツと脳卒中など心血管疾患との関連についてくわしくしらべてみたそうな。
日本のJPHCスタディのうち、食事調査の結果を含む、1995-2012年、45-74歳の74793人のデータを解析した。
次のようになった。
・15年前後のフォロー期間中に3599の脳卒中と、849の虚血性心疾患が報告された。・ピーナッツ消費量がおおいほど、男女ともに脳卒中、とくに脳梗塞のリスクが低下した。・年齢、性別など関連因子で調整後、ピーナッツをまったく摂らない(1日0グラム)群にくらべもっともおおく摂る(1日4.3グラム)群の脳梗塞リスクは0.80倍、虚血性心疾患リスクは0.87倍だった。
日本人男女において、ピーナッツ消費量がおおいと、脳梗塞リスクがあきらかに低かった。虚血性心疾患の低下はみられなかった、
というおはなし。
感想:
うえのグラフではQ4が4.3グラムだから、毎日数粒も摂ればいいみたい。