元2021 11月 アメリカ
米国では毎年48万人もの命が喫煙によって奪われているという。喫煙は脳卒中のリスク因子でもある。
ニコチン入りの電子タバコ(e-cigarettes:VAPE)の人気が急速に高まっているにもかかわらず、その安全性についてはほとんどわかっていないので、VAPEが脳循環に与える影響をくわしくしらべてみたそうな。
米国心臓協会 AHA21サイエンスセッションでの発表内容。
2015-2018年の国民健康栄養調査から、脳卒中の既往のある喫煙者を抽出した。
次のことがわかった。
・対象者79825人のうち、7756人がVAPEを、48625人が従来型のタバコを、23444人が両方を使用していた。・VAPE群では若くして脳卒中を発症するリスクが従来型タバコよりもあきらかに高く、その平均年齢は48 vs. 59歳 だった。