元2021 10月 中国
脳梗塞患者の再入院は、脳卒中の再発や感染症、転倒などさまざまな要因により発生し、QoLの低下や経済的負担の増大をもたらす。
発症から30日内の再入院の頻度と危険因子をあきらかにするべく、最新の研究成果を含むメタアナリシスをこころみたそうな。
2021年4月までの関係する研究を厳選して、データを統合 再解析した。
次のことがわかった。
・患者1829964人を含むトータル17件、アメリカ10件、中国2件、韓国2件、ノルウェー2件、オーストラリア1件の研究がみつかった。・脳梗塞30日後の再入院率は、1.41-27.64%の範囲にあり、平均は10.66%だった。・最終的に6つの危険因子、脳卒中の既往、糖尿病、高血圧、心房細動、心不全、高齢、を特定した。・高脂血症、冠動脈疾患、喫煙、女性は、危険因子から除外された。
脳梗塞の30日再入院率は平均10%で、脳卒中の既往、糖尿病、高血圧、心房細動、心不全、高齢が危険因子だった。
高脂血症、冠動脈疾患、喫煙、女性、は危険因子ではなかった、
というおはなし。
感想:
喫煙は問題にならないのね。
